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金型
ホットスタンプ
 ホットスタンプ成形は、鋼板の加熱、成形、切断、焼入れを行う特殊な工法で、軽くて強度のある部品を成形します。
当社では、この成形方法のポイントとなる金型を製作しています。
成形用金型(1/3工程)
 まず、成形を行います。温調パイプに高温の油を循環させ金型を高温に保ちます。

 Size:1,860*700*900
 Mass:5,350Kg
 Material:FCD550
切断用金型(2/3工程)
 次に、成形後の不要部分を切断します。成形型と同じ保温機能を採用しています。製品を切断する刃の部分には、SKD拡散接合の技術を使用しています。

 Size:1,860*800*900
 Mass:4,900Kg
 Material:FC250+SKD
焼入れ用金型(3/3工程)
 最後に、高温状態の成形品を温調パイプの冷水で急冷し、硬化させます。

 Size:1,700*600*900
 Mass:2,650Kg
 Material:FC250+SKD
ホットスタンプ成形について
 Fig.1は、既存のホットスタンプ工法の手順を示しています。
Step-1:鋼板を加熱
Step-2:成形と焼入れ
Step-3:レーザーで不要部分を切断
焼入れにより硬化した成型品をレーザーで切断する必要があります。
 Fig.2は、多段金型ホットスタンプの新工法です。成形、切断、焼入れの3工程分を同一のプレス機で行う技術です。
既存のホットスタンプ工法と比べて短時間で製品取りが可能となりました。
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